SUMIF関数とは
範囲内の条件に一致するセルの合計を返します。
構文
SUMIF(範囲, 条件, [合計範囲])
- 範囲 - 条件と比較して検証する範囲です。
- 条件 - 範囲に適用するパターンまたはテストです。
範囲に検証対象のテキストが含まれる場合、条件には文字列を指定する必要があります。条件には ? などのワイルドカードを使用してすべての 1 文字を検索したり、* のワイルドカードを使用してゼロ以上の連続文字を検索することができます。通常の文字として疑問符やアスタリスクを検索するには、文字の前にチルダ(~)を追加します(例: ~?、~*)。文字列の条件は、二重引用符で囲む必要があります。こうすると、範囲内の各セルについて条件と等しいかどうか(ワイルドカードを使用した場合は一致するか)が検証されます。
範囲に検証対象の数値が含まれる場合、条件には文字列か数値のどちらも指定できます。数値を指定すると、範囲内の各セルについて条件と等しいかどうかが検証されます。文字列を指定する場合は、条件には数値を含む文字列(等しいかどうかも検証)、または =(条件の値と等しいかを検証)、>(条件の値より大きいかを検証)、<(条件の値より小さいかを検証)のいずれかの演算子を先頭に付けた数値を指定できます。
- 合計範囲 - 合計する範囲です。範囲と異なる場合に指定します。
使用例
SUMIF(A1:A6,">3")
範囲と条件のみを指定した場合は、範囲の中で条件を満たす値が合計されます。
SUMIF(A1:A6,A8,B1:B6)
範囲、条件、合計範囲を指定した場合は、範囲の中で条件を満たす行、または列の値が合計されます。