COUNTIF関数とは
範囲内で条件に一致する要素の個数を返します。
構文
COUNTIF(範囲, 条件)
- 範囲 - 条件の検証対象となる範囲です。
- 条件 - 範囲に適用するパターンまたはテストです。
- 範囲に検証対象のテキストが含まれる場合、条件には文字列を指定する必要があります。条件には ? や* などのワイルドカードを使用できます。? は 1 文字、* はゼロ以上の連続文字の検索に使用します。通常の文字として疑問符やアスタリスクを検索するには、文字の前にチルダ(~)を追加します(例: ~?、~*)。文字列の条件は、二重引用符で囲む必要があります。こうすると、範囲内の各セルについて条件が等しいかどうか(ワイルドカードが使用されている場合は一致するか)が検証されます。
- 範囲に検証対象の数値が含まれる場合、条件には文字列と数値のどちらも指定できます。数値を指定すると、範囲内の各セルについて条件と等しいかどうかが検証されます。文字列を指定する場合は、条件には数値を含む文字列(等しいかどうかも検証)、または =(条件の値と等しいかを検証)、>(条件の値より大きいかを検証)、>=(条件の値以上かを検証)、<(条件の値より小さいかを検証)、<=(条件の値以下かを検証)のいずれかの演算子を先頭に付けた数値を指定できます。
メモ
- COUNTIF 関数は、1 つの条件に基づいてのみカウントできます。複数の条件を指定するには、COUNTIFS 関数か、データベース関数の DCOUNT または DCOUNTA を使用してください。
- COUNTIF では大文字と小文字は区別されません。
使用例
=COUNTIF(A1:A3,"<=1")
1以下の値のセルを数えます。
=COUNTIF(A1:A3,"A")
Aという文字列のセルを数えます。